下痢か便秘にならないための予防法となったときの改善法
ほとんどの下痢は一過性のもの
急におこる下痢の多くは一過性で、最も一般的な原因は、食ぺ過ぎや飲み過ぎ、寝冷えなどによる消化不良です。また、精神的な緊張やストレスが原因でおこる神経性の下痢もあります。
一過性の下痢のときは、体をあたため、症状がおさまるまで安静を保ちます。ひどい下痢のときは無理に食事をせず、半日から1日くらい絶食します。回復してきたら、おかゆやスープなどから消化のよい食事へと徐々に戻していきましょう。冷たいものや熱すぎるもの、脂っこいもの、辛いものなど、おなかに刺激をあたえてしまうものは控えます。
食中毒による下痢には注意が必要
注意しなければならないのは、食中毒の症状としてあらわれる激しい下痢です。
食中毒の場合は、激しいおなかの痛みと下痢のほか、吐き気や嘔吐、発熱などをともないます。
食中毒には、サルモネラ菌、腸炎ビブリオ、病原性大腸菌、0-157などが原因の感染型食中毒と、ブドウ球菌やボツリヌス菌でおこる毒素型食中毒があります。夏におこりやすいことも特徴です。
頻繁に下痢をするようなら
病気のサインとしておこる下痢もあります。よく下痢をしたり、下痢と便秘をくり返すときは、ストレスによる過敏性腸症候群や、自律神経の働きのバランスがくずれておきる、自律神経失調症であることも考えられます。
消化器に病気があるときも、下痢が続くことがあります。原因になりやすい病気は、大腸がん、大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎、クロ
ーン病、すい炎などです。
慢性的な下痢は、こうした病気が原因になっていることもありますから、病院で検査を受けてみたほうがよいでしょう。
下痢になってしまったら、ビタミンCやファイバーは控える
・基本のサプリメントのうち、ビタミンCとファイバーを控えめにします。
| 基本サプリ | 朝食時 | 昼食時 | 夕食 |
| マルチビタミン | ● | ○ | ○ |
|
β-カロテンまたは ミックスカロテン |
● | ||
| ビタミンBコンプレックス | ● | ○ | |
| ビタミンC | ● | ○ | |
| ビタモンE | ● | ||
| マルチミネラル | ● | ○ | ○ |
| プロテイン(粉末) | ● | △ | |
| EPA&DHA | ○ | ○ | |
| ファイバー | ○ | ○ | ○ |
| レシチン | ○ | ● |
- ●=1日のおすすめ量が1個のときは、この時間に摂る
- ○=おすすめ量が複数個のときは、この時間にも摂る
- △=子供は夕食時に摂るのが効果的
脱水症状にならないようにスポーツドリンクなどで水分補給する
下痢のときは、便といっしょに大里の水分が排泄されるので、体は脱水状態になってしまいます。スポーツドリンクやお茶、白湯
などをこまめにとって、脱水症状を防ぎましょう。緑茶や煎茶には、食中毒をおこす細菌に対する抗菌作用もありますが、利尿作!
用もあるので、飲みすぎには注意しましょう。
下痢をしているときは安静にし、運動を控える
なぜ便秘になる?
便が大腸の中にとどまって排泄されない状態のことを、便秘といいます。
排便には個人差があり、ふつう、1日1回あれば正常とされますが、毎日ないと便秘だと思う人もいれば、数日おきの排便でも便秘とは感じない人もいます。また、量が少なければ毎日あっても便秘とされる場合もあります。
便秘と診断されるケースは、本人が気持ちよく排便できていない、便がかたくて出にくい、おなかが張ったりガスがたまって苦しいことなどがめやすになるようです。
便秘の原因の多くは、腸の働きが悪くなることです。毎日の食事でとる食物繊維や水分の量が少ないことも、便をかたくしたり、腸にたまりやすくする原因になります。
そのほかに、腸の病気が原因の場合があります。
運動不足やぜん動運動が弱いために便秘になる
腸の働きに間題がある便秘のうち、一過性便秘は、旅先や、仕事や学校がかわるなどの環境の変化、精神的な緊張が原因です。
自宅に帰ったり、新しい生活に慣れて、排便のリズムが戻れば治ります。
便は、便やガスが腸に送られる刺激でぜん動運動がおき、排出されます。弛緩性便秘は、腸の働きが弱く、この反応が鈍くなった状態です。運動不足や加齢、便意をがまんすることなどが原因になります。
逆に、ぜん動運動が過剰になるのが、けいれん性便秘です。ストレスや緊張、不安などが原因で腸がけいれんして、便を送り出せなくなります。ウサギの糞のようなコロコロの便や、細い便になります。
便秘からひきおこされる病気もある
大腸がんや腸のポリープ、腸閉塞などの病気が原因になって、便秘になる場合もあります。これを症候性便秘といいます。便秘といっしょに、熱が出たり、腹痛や嘔吐、下痢、血便などがあるときには、病院で診察を受けましょう。
また、便秘であることが体調に影響したり、病気をひきおこすこともあります。
排便のときにいきむことは、血圧を急激に変動させます。便秘のときは、より強くいきみがちなので、血圧が高めの人や、動脈硬化
のある人には、脳卒中などの発作のひきがねになることも考えられます。
また、いきむと肛門の周囲の静脈がうつ血します。かたい便は肛門を傷つけることもあります。こうしたことをくり返していたために痔になるケースも少なくありまぜん。
ファイバーやビタミンC、オリゴ糖を積極的に摂る
| 基本サプリ | 朝食時 | 昼食時 | 夕食 |
| マルチビタミン | ● | ○ | ○ |
|
β-カロテンまたは ミックスカロテン |
● | ||
| ビタミンBコンプレックス | ● | ○ | |
| ビタミンC | ● | ○ | |
| ビタモンE | ● | ||
| マルチミネラル | ● | ○ | ○ |
| プロテイン(粉末) | ● | △ | |
| EPA&DHA | ○ | ○ | |
| ファイバー | ○ | ○ | ○ |
| レシチン | ○ | ● |
- ●=1日のおすすめ量が1個のときは、この時間に摂る
- ○=おすすめ量が複数個のときは、この時間にも摂る
- △=子供は夕食時に摂るのが効果的
・基本のサプリメント(上表)はしっかり摂ります。
・ファイバーとビタミンCの量をふやします。
・それでも効果がなければ、オリゴ糖をプラスします。大さじ1杯のオリーブオイルに混ぜてとると効果的です。
サラダに小さじ1杯のオリーブオイルをかける。起き抜けの水、規則正しい食生活も大事
弛緩性の便秘は腸を刺激する
- 朝、起き抜けに1杯の冷水で便意をうながす
- 水分をたっぷりとって、便のかさをふやす
- 根菜類や豆類、芋類などの食物繊維と、海草やこんにゃく、きのこなどの水溶性食物繊維の両方をとる
- ヨーグルトで乳酸菌、ビフィズス菌をとる
けいれん性の便秘には消化のよいものを
- ・冷たい水などの刺激はさける
- ・食物繊維をとるなら生野菜より温野菜で
- ・根菜類は細かく刻んで
- 血糖値が高い、糖尿病を改善&予防する
糖尿病は、血糖値であらわされる、血液中のブドウ糖濃度が高くなる病気です。ブドウ糖は、食事でとったごはん、パン、麺類などの炭水化物(糖質)が、体内で分解されてできる栄養素で、人間が生きていくために欠かせないエネルギー源です。 - 血圧を下げたい、高血圧にならないための予防・改善
血液が血管に押し出されるとき、心臓は収縮します。このときの血圧が最大血圧、いわゆる「上の血圧」です。心臓が拡張したときの血圧が最小血圧(下の血圧)です。これらの数値が正常範囲を超えて高くなった状態が「高血圧」です。 - ひざが痛む、変形性ひざ関節症を改善・予防
ひざの関節は、日常生活の中で、立ったり座ったりする動作、曲げのばしなどがくり返され、酷使されています。長い間使い続けることで関節が老化し、変形するのが痛みの原因です。